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時間を確認する人

実力に見合った資格勉強時間の算出方法とは?【ネット情報は危険】

  • 2021年3月13日
  • 2021年7月27日
  • 資格
学習計画を立てるために勉強時間の目安を知りたい!ネットに掲載してる勉強時間の目安って本当に信用できるの?

 

そんな疑問にお答えします。

 

記事でわかること

  • ネット掲載の資格勉強時間が当てにならない理由
  • 自分の実力に見合った資格勉強時間の算出方法

 

こんにちは、フロッケンjr.です🐸

僕は独自の方法で算出した勉強時間を用いた学習計画によって一級建築士をはじめ10の資格を取得してきました。

 

ネットで資格の勉強時間を調べると、多くのサイトで目安時間が掲載されていますが、鵜吞みにするのは危険です!

僕は昔、ネットの情報を当てにして勉強の計画を立てたら、思っていたより勉強時間が足りなくて試験日直前で大変な思いをしたことがありました。

 

この経験から、精度の高い勉強の計画を立てることの重要性、自分の実力に見合った勉強時間を知ることの大切さを実感しました。

ネット掲載のアバウトな数値を信じて資格取得を目指すことを諦めるのも、見積もりが甘くなって不合格になるのももったいない。

 

本記事では、「自分の実力に見合った勉強時間の算出方法」をお伝えします。

 

 

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ネット掲載の資格勉強時間が当てにならない理由

情報を疑う人

 

ネット掲載の資格勉強時間はあくまで参考程度にすることをおすすめします。

なぜなら、ネット掲載の勉強時間は当てにして勉強計画を立てると、途中で計画が破綻してしまう可能性が高いからです。

 

計画が破綻してしまうと、やる気をなくして受験を諦めてしまったり、勉強が間に合わず不合格になる確率を大きく上げてしまいます。

 

それでは、ネット掲載の勉強時間が当てにならない3つの理由についてお話ししたいと思います。

 

 

❶勉強時間算出の根拠が示されていない

 

勉強時間の算出根拠を記載しているページを見たことがあるでしょうか? 

 

実際に検索してみると、不思議なことにほとんどのページで示されていないことがわかります。

つまり、サイトの運営者のさじ加減で都合のいい数値で書かれてしまっている可能性は否定できません。

 

例えば、資格の試験元では受験者を増やすために少なめに書くかもしれませんし、資格のスクールや通信教育などでは独学での合格の難しさを示すために多めに見積もる可能性があると思いませんか?

現に調べてみると、同じ資格でもサイトによって500〜800時間ほどの違いがありました。

 

仮に500時間ほど見積もりを誤ったとして、毎日平均2時間勉強する計画を立てた場合、約8ヶ月も誤差が生じることになります。

ここまで違うともはや目安としても機能しませんよね?

 

 

❷合格者の口コミを参考にしてる場合が多い

 

勉強時間算出根拠を謳っている数少ないサイトでも、合格者へのアンケート結果などの口コミ情報を参考にしていることが多いです。

 

サイトによって、口コミの平均値や最小値、最大値を都合良く使っているように思います。

そもそも合格者の中で、まじめにアンケートに答えている人がどれだけいるでしょうか?

また、自分の勉強時間をしっかりと記録している人はほとんどいないと思います。

 

このような曖昧な数値を頼りにして勉強の計画を立てることは大変危険です。

資格勉強において精度の高い計画を立てることはすごーく重要!

途中で計画が破綻して受験を諦めてしまう人がほとんどです。

 

 

❸必要な勉強時間は個人差が大きい

 

資格試験合格に必要な勉強時間は個人差が大きく、人によって大きく違います。

 

具体的には、基礎知識量や学習能力(理解の速さ)の差によって必要な勉強時間は異なります。

得意な分野は理解が早いですし、中には初めから解ける問題もあるかと思います。

一方、苦手な分野は理解が遅いので、時間をかけて勉強する必要があります。

 

つまり、自分の実力、すなわち現在の基礎知識量や学習能力に見合った勉強時間を把握することが精度の高い計画を立てる上でとても重要です。

もちろん勉強を効率化することで勉強時間を短縮できますが、計画段階では加味せず安全側で見積もるといいでしょう。

 

 

実力に見合った資格勉強時間の算出方法

計算する人

 

ここまで読み進めていただいた方は、自分の実力に見合った勉強時間を見積もることの重要性についてご理解いただけだかと思います。

 

それではいよいよ、「あなたの基礎知識量や学習能力を加味した資格試験合格に必要な勉強時間の算出方法」について5つの手順を追ってご説明したいと思います。

 

勉強時間の算出には問題集が必要になります。

お持ちの場合は、お手元にご用意ください。

購入していない方は本記事を読んだ後、本屋さんで確認いただければと思います。

 

 

❶問題集の問題数を確認する

 

まずは、問題集を開いて全問題数を確認してください。

 

この記事を読んでくださっている中で、問題集をすでに持っている人は少ないと思います。

本屋で問題数を確認される方は、試験の主催元が提供する公式問題集を見てください。

 

問題数は問題集によってまったく異なります。

多ければ少なければ良いということは言えません。

ただ確実に言えることは、問題数が少なすぎて出題範囲をカバーしきれていない問題集を選ぶことは大変危険であるということです。

 

公式問題集では問題が多すぎることはあっても少なすぎることは絶対にありません。

試験元はクレームにつながらないよう、試験に関わる情報を十分に網羅した問題集を作成するからです。

なので問題集は、資格試験開催元が発行している公式のものをなるべく選ぶようにしてください。

 

 

❷1問解くのにかかる時間を確認する

 

問題集の問題を数問解いて、平均時間を算出してください。

 

問題数が多いほど精度が上がりますが、5〜10問程度で十分だと思います。

試験の出題範囲が複数の分野にまたがる場合、各野で一問ずつ解いておくと、得意分野や苦手分野のバラつきも加味した精度の高い数値の算出ができます。

 

かかった時間が中途半端な数値であればキリの良い数値まで切り上げてください。

例えば3分20秒であれば5分、7分10秒であれば10分でOKです。

なので、ある程度ざっくりした時間測定で構いません。

 

 

❸答え合わせにかかる時間を確認する

 

先ほど解いた問題の答え合わせをして、かかった時間を測ってみてください。

 

ここで言う答え合わせにかかる時間とは、問題集の問題の回答をみてから教科書で詳しい情報を確認して理解するまでの時間を指します。

 

おそらくここが1番時間がかかるところかと思います。

問題集の答えを見る、教科書の該当するページを探す、赤ペンやマーカーを引くといった様々な作業が発生するからです。

情報を熟読して理解する時間も必要になりますので、時間がかかって当然です。

 

本屋さんで確認される方の場合は、教科書に赤ペンやマーカーを入れるわけにはいかないので頭の中でシミュレーションしながら時間を測定してみてください。

測定が終わったら、問題を解く時間を測定したときと同じように、キリの良い数値で切り上げておきます。

 

 

❹平均復習回数を設定する

 

問題集の問題を完全に理解するのに必要な平均復習回数を設定してください。

 

適切な復習回数がわからないという方がほとんどだと思いますので、ここは3回でOKです。

脳神経科学の専門家である学者であるエビングハウスは、5回の復習を適切なタイミングに行えば長期的な記憶が完成するとしています。

 

基礎知識があって初めからわかるものもあれば、1〜2回で簡単に理解できるものもあるので、僕は経験的に復習回数の平均値を3回としています。

自分の専門分野以外の資格を目指す場合は安全をとって、3.5〜4回に設定してもいいと思います。

 

 

❺勉強時間の目安を算出する

 

「❶問題集の問題数」に「❷1問解くのにかかる時間」と「❸答え合わせにかかる時間」を足した数値と「❹平均復習回数」を乗じてください。

 

実力に見合った勉強時間の算出式
❶✖️(❷+❸)✖️❹=❺
計算例
300問✖️(5分+10分)✖️3回=13,500分(=225時間)

 

出できたら、このあとの勉強の計画を立てやすくするために数値を切り上げて丸めておくと便利です。

計算例では勉強時間の目安が225時間となりましたので、毎日平均2時間勉強するなら約4ヵ月で勉強が完了する計画が立てられることになります。

 

別の記事で「資格勉強のスケジュールの立て方」について書いているので、よかったら読んでみてください。

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スケジュール管理がうまい人

 

 

まとめ:精度の高い勉強計画を立てよう!

 

いかがだったでしょうか?

 

勉強時間の目安は、取得したい資格が現実的に合格可能なレベルか見極めて行動に移す判断をする上でもすごく重要な情報ですよね。

ぜひ、ネットに掲載された曖昧な数値ではなく、自分の実力に見合った勉強時間を自分で算出してみてください。

 

精度の高い勉強時間が見積れれば、精度の高い勉強計画を立てることができます。

戦略的に計画的に勉強を進めることで、資格試験の合格を目指しましょう!

 

その他の効率的な資格勉強方法についても、詳しく知りたい方はこちらのまとめ記事をどうぞ。

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